今般、本年10月末現在の事業用トラックが第一当事者となる死亡事故件数が公表されました。これによりますと、これまで減少傾向であった交通事故件数は、昨年1月以来21ヶ月振りに前年を上回る憂慮すべき状況にあります。
また11月22日(水)未明、大阪府大阪市の阪神高速において、酒気帯び運転による事業用大型トレーラがタクシーと衝突し、タクシーの乗客1名が死亡、1名が意識不明、タクシーの運転者が重傷を負う重大事故が発生しました。
このような事態を踏まえ、これから年末にかけて輸送需要が活発化する時期をとらえ、事業用トラックが関係する交通事故の根絶を目指すため、全日本トラック協会千原交通対策委員長名により、会員事業者に対する緊急要請が発出されました。