6月3日に富山県の東海北陸道でバス運転者が走行中に意識喪失し、異変に気づいた乗客数名がハンドルとブレーキを操作しバスを緊急停止させた事故や、6月1日に東京上野で走行中のバス運転者が意識を喪失し側壁に衝突する事故が発生するなど、事業用自動車の運転者が疾病により運転を継続できなくなる事故が毎年多く発生しています。
こうしたことから、国土交通省自動車局安全政策課長より、健康起因事故の防止に向けた健康管理の適切な実施について通達が発出され、全日本トラック協会を通じて周知徹底依頼がありました。
当協会では、トラック運送事業者のための「健康起因事故防止マニュアル」を活用した健康起因事故防止対策や、過労防止対策を推進しているところです。会員事業者におかれましては、以下のマニュアルを活用するなど、健康起因事故防止に向けた運転者の健康管理の適切な実施をお願いいたします。
（通達）・ トラック運送事業者のための「健康起因事故防止マニュアル」（平成30年4月改訂版）について（会員専用）（全日本トラック協会）
・ 「過労死等防止計画」について（全日本トラック協会）
