12月に入り、交通死亡事故が連続的に発生しているほか、当事者が重篤になる交通事故が相次ぐなど、危惧されていた重大交通事故の多発傾向が、正に現出しつつあります。また、事故の形態は、車線をはみ出したことによる正面衝突や高速道路での横転・激突など、重大な結果に直結するものとなっています。
こうした交通事故は、運転者の体調不良によって引き起こされる場合もあり、交通事故を防止するためには、運転者の体調管理は重要な対策の一つであることから、この度、山口県警察本部交通部長より、重大交通事故防止に向けた指導の徹底について依頼がありました。
つきましては、会員事業所の皆様におかれましては、運転者が安全に運行できる状態かどうか、点呼の際に健康状態等を確認することはもちろん、日頃から運転者との対話を図り、運転者の状態に応じたきめ細かな指導を効果的になされますようお願いいたします。