全日本トラック協会では、「トラック運送業界の環境ビジョン2030」の「サブ目標3」の一環として、6月を緑化、省エネ、ゴミ削減、SDGsなど環境保全に係ることすべてが対象となる「トラック運送業界の環境月間」に設定しました。
国は6月5日を「環境の日」と定め、環境省ではこの日を含む6月を「環境月間」として、毎年様々な取組を実施しており、これを受けて、全国各地の自治体や団体、企業等においても、シンポジウムや様々なイベント等が実施されています。
全日本トラック協会がかかげる「トラック運送業界の環境ビジョン2030」では、3段階のメニューに分けてそれぞれ具体的な行動例を示しており、「『事務所』でCO2削減」と名付けた「B 運送事業以外で取り組む地球温暖化対策メニュー」では、事務所などでの節電、移動に係るエネルギーの削減、グリーン調達(購入)の推進などを提案しています。
メニューのひとつとして提案している「グリーン購入」とは、製品やサービスを購入する際に、環境を考慮して、必要性をよく考え、環境への負荷ができるだけ少ないものを選んで購入することですが、平成13年4月に施行された「グリーン購入法(国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律)」では、国等の機関にグリーン購入を義務づけるとともに、地方公共団体や事業者にも、それぞれの立場でグリーン購入に努めることを求めています。
各事業者においてもできるだけ環境への負荷が少ないものを購入するなどして、トラック運送業界全体で積極的に取り組みましょう。
【参考】
◆環境の日&環境月間(環境省)
◆グリーン購入とは(環境省)
◆「グリーン購入法」について分かりやすく解説したパンフレット (環境省)
◆「グリーン購入」を易しく解説した資料(環境省)
◆環境ラベル等データベース(環境物品を選ぶための情報源紹介ページ)(環境省)