国土交通省物流・自動車局 貨物流通事業課長、安全政策課長及び自動車整備課長の連名により、(公社)全日本トラック協会を通じ、「大型車の車輪脱落事故防止に係る令和6年度緊急対策の実施について」通達が発出されました。
大型車の車輪脱落事故防止につきましては、平成30年度より事故防止のための緊急対策を策定し積極的に取り組んできたところですが、令和5年度の事故発生件数は142件(前年度比2件増)と、依然として多くの車輪脱落事故が発生している状況です。
車輪脱落事故発生車両の傾向として、自社でタイヤ交換した車両による事故が多く発生していることが確認されているため、別紙1の「タイヤ脱着作業管理表」に沿って作業を実施し、その結果を保存すること、別紙2の「日常点検表」を使用して「ディスク・ホイールの取付状態」の点検を確実に行うこと、増し締め実施後のホイール・ナットの緩みの保守点検を確実に実施すること、等の徹底を図る必要があります。
つきましては、大型車の車輪脱落事故防止のため、別添2-1の「貨物自動車運送事業者の皆様へ 大型車の車輪脱落事故防止対策「令和6年度緊急対策」について」に掲げられている実施事項の積極的な取組をお願いします。
なお、別紙1、別紙2については報告等不要ですが、自社内での取組をお願いします。